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保険を学ぶ

収入保障保険

『万一自分が死亡したらどうしよう』
『十分な貯金も必要だし、残された家族が心配』

生まれたばかりの子どもや、就学前の子どもがいる世帯の中には、そう感じている方は多いのではないでしょうか。

または万が一の交通事故に遭った場合、寝たきり状態など働けなくなったときに備えたいと考えている方もいるでしょう。

そのような方には、生命保険会社で取り扱われている『収入保障保険』をオススメします。

この記事では、

  • 収入保障保険の活用方法
  • 主な特徴と注意点
  • 就業不能保険や定期保険との違い

について解説します。

最後まで読めば、あなたに収入保障保険が必要であるかどうか自分で検討できるようになるでしょう。

収入保障保険とは?

収入保障保険とは、死亡・高度障害時になったときに、毎月一定額の保険金を受け取れる保険商品です。生命保険会社が取り扱う、死亡保険の中の1つとなります。

死亡や高度障害など万が一の際に保険金を使用して、家族の生活を支えたり、住宅ローンを返したりするのに活用できます。

死亡・高度障害の保障に加えて特約も付加できる

収入保障保険を活用すれば、世帯主が病気で死亡したときや、交通事故に遭って寝たきりになったときに、保障を受けられるのです。

保障期間は自由に決められます。例えば世帯主が定年を迎えるタイミングや、末子が就職するタイミングなど。

そのため各家庭の家族構成や年齢に合わせ、保険期間を定められるでしょう。

また収入保障保険には、三大疾病七大疾病のいずれかの診断を受けた場合に保険金を受け取れる特約もあるのです。

三大疾病とは、がん・急性心筋梗塞・脳卒中であり、七大疾病とは、三大疾病に加えて慢性腎不全・肝硬変・糖尿病・高血圧性疾患の総称です。

他にも統合失調症・摂食障害・神経症性障害といったメンタル疾患や、障害等級1級・2級に該当したときに保障されるケースもあります。

ただし保障の対象となる要件は、会社ごとに異なるので注意しましょう。

もし自分が死亡したときや、何らかの理由で働けなくなったときに備えたい人にオススメの保険です。

残された家族の生活支援や、住宅ローン返済に活用できる

収入保障保険の活用方法を2つご紹介します。

1つは『残された家族のサポート』です。

世帯主が死亡・高度障害状態になって収入が途絶えてしまった場合、家計は苦しくなります。

加えて子どもの養育費・教育費の用意も困難になり、子育てや進学に支障をきたすかもしれません。

このように家族の生活費や子どもの教育費を確保するために、収入保障保険を活用できます。
収入保障保険なら毎月給料をもらうように、保険金を受け取れるのです。

2つ目は『住宅ローン完済』です。

住宅ローンを組む場合は、『団体信用生命保険(団信)』の加入を求められます。しかし万が一の際に収入を得るための手段として、収入保障保険も選択肢として有効です。

収入保障保険の中には、非喫煙者や健康水準の高い人向けに保険料割引制度があるので、団信よりもお得に加入できるケースがあります。

万が一世帯主が死亡・高度障害になった場合、家族は保険金を一括で受け取り、住宅ローン返済に充てられるのです。

収入保障保険の主な特徴と注意点

収入保障保険の主な特徴と注意点を解説します。ご利用を検討している方は、ぜひ押さえておきましょう。

収入保障保険の主な特徴2点

収入保障保険の特徴を2つご紹介します。

①保険料を抑えつつ、家族への備えを用意できる

収入保障保険なら毎月の支払いを抑えつつ、いざというときの家族への備えを用意できます。

家計の支出を抑えながら、万が一に備えたお金を用意したい人に向いている保険でしょう。

ただし保険金を高めにしたり、保険期間を長めにしたりすれば、その分支払保険料が上がりますのでご注意ください。

②保険金の受け取り方を一括か分割で選べる

上記の通り、保険金は全額を一括で受け取るか、毎月分割で受け取るか、いずれかの受取方法を選べます。

収入保障保険を住宅ローン代わりにしている場合は、一括で受け取り、ローン完済に充てることができます。住宅ローンは支払い期間が長くなればなるほど、利息の負担は大きくなるため、一度に全て返済することで負担を抑えることができます。

一方で収入保障保険を住宅ローンなど一括での受け取りを必要としない場合は、分割で受け取ると良いでしょう。なぜならば収入保障保険は、一括ではなく分割で受け取った方が多く保険金を受け取ることができます。

これは保険会社が顧客から受け取る保険料を運用に回しているため、一括で保険金を受け取るとそれ以降の運用がなくなるためです。

収入保障保険の2つの注意点

収入保障保険加入時の注意点についてもお伝えします。

①解約返戻金を受け取れないケースがある

収入保障保険は上記の通り掛け捨て型であるため、解約返戻金を受け取れません。

しかし中には、一定期間中に解約した場合に返戻金を受け取れるケースもあります。

②保険金に税金が課せられる

死亡時に受け取る保険金は課税対象であり、受け取り方・契約形態(被保険者、契約者、保険金受取人)によって課税方法が異なります。

契約者=被保険者であれば、保険金を一括で受け取った場合、相続税を納めなくてはなりません。それに対して分割で受け取った場合、1年目に給付金を受け取る権利の評価額について相続税を納め、2年目以降は相続税の課税対象とならなかった部分について所得税・住民税を納めるのです。

このように保険金の受取方法で納める税金の種類が違いますので、ご注意ください。

とはいえ、保険金に課税されるのは収入保障保険に限った話ではありません。そのため収入保障保険以外に加入を検討している方も、税金について理解しておく必要があるでしょう。

なお高度障害時に受け取る保険金は、課税対象にはなりません。

収入保障保険は就業不能保険・定期保険とどう違う?

収入保障保険と似たサービスには、『就業不能保険』、『定期保険』、『所得補償保険』があります。

まず定期保険との違いは、概ね以下の傾向となります。

保険金受取の条件 保険期間 保険料 保険金
収入保障保険 死亡・高度障害 一定 割安 逓減
定期保険 死亡・高度障害 一定 やや割安 一定

収入保障保険同様、定期保険も死亡・高度障害時に備えるための掛け捨て型の保険です。また保険期間も一定となります。

収入保障保険と異なるのは、保険料と保険金です。収入保障保険の万が一の際の一括受取金額は、契約時から満期に近づくにつれて逓減する一方、定期保険は一定となります。

つまり定期保険の場合、契約直後に亡くなっても、満期直前に亡くなっても、受け取れる保険金は同額。収入保障保険よりも手厚い保障内容であるため、毎月の支払い額もやや高めです。

ただし定期保険の中には、5年・10年・20年と一定期間ごとに保険金が逓減するタイプもあります。

次に就業不能保険です。このサービスは、病気やケガで働けなくなった方の生活を支えるのを目的としています。一方で収入保障保険は、死亡・高度障害になったときに、残された家族を支えるのが目的です。そのため保険金を受け取れる条件が異なります。

そして所得補償保険は、損害保険会社が取り扱う保険商品です。一方で収入保障保険・定期保険・就業不能保険は、生命保険会社の保険商品であるため、販売主体が異なることと、就業不能保険と同じく病気やケガで働けなくなった方の生活を保障するものの、保険金額の設定方法等の違いがある点を留意する必要があります。

まとめ

今回は収入保障保険について解説しました。

収入保障保険を利用すれば、世帯主が死亡・高度障害になっても毎月一定の金額の受け取りや、まとまった保険金の受け取りが可能です。

そのため収入保障保険は、家族の生活費や子どもの教育費の備え、もしくは住宅ローンの返済に活用できます。

加えて契約時から満期にかけて、受け取れる保険金は減っていくので、毎月の支払い額が割安です。

しかし掛け捨て型の保険であるため、解約返戻金をもらえないケースがほとんどである点にご注意ください。

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